幼児教育と保育

あゆみ保育園は鹿児島県伊佐市の保育園です。
0歳から6歳までの子を受け入れ、地域と連携して伊佐市の未来を育てます。

Message園長からのメッセージ

こんにちは、ようこそあゆみ保育園ホームページへ

当園は来年度に創⽴40周年を迎える認可保育所です。伊佐の豊かな⾃然の中で地域の⼈々の暖かいご⽀援を受けながら、これまで順調な歩み(あゆみ)を続けてまいりました。この間⽇本の⼦育て環境は、社会の変化と共に⼤きく変わってきましたが、幼児教育・保育の⼿法は40年前も現在もあまり変わらないものでした。
ところが⽇本の幼児期の教育・保育に関わる制度・政策が、私があゆみで保育園の仕事に就いた年と同じ2015 年にスタートした⼦ども⼦育て⽀援新制度により⼤きく変わろうとしています。どうして変わる必要があるのでしょうか、そしてどのように変わろうとしているのでしょうか。本ページで考察してみたいとおもいます。在園児の保護者の皆様にとっては、ご自分のお子様が園でどのように過ごしているのか気になるところだと思います。日頃のお便り帳に加えて、写真により覗き見できるよう(フォト@ブログサイト)があります。こちらのサイトも是非ご訪問ください。

Enomoto's training environment日本の子育て事情

戦後日本の子育て事情について、昭和レトロ時代と呼ばれた昭和30年代とその後の年代を比較するとわかり易いと思います。
戦後の日本は昭和30年代に入ると、戦後に終わりを告げ、高度経済成長期に入りました。私はまさにこの時代の生まれで、世の中がどんどん新しいもの変わっていくのを見てきました。我が家にきた新三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ)の中でやはりテレビが来た日は記憶にあります。昭和30年代は、世の中が新しいものに変わっても、家族間や地域間の関係はまだ昔を残していました。夜はちゃぶ台を囲み、ご飯をたべながらの家族間の団らんがそこにはありました。その中に必ずおじいちゃんやおばちゃんがいたのです。地域との関係もまだ機能しており、助け合いの精神が残っていました。子供たちは一人で遊ぶことは少なく、徒党を組んで、時には年齢差を超えて、遊んでいました。
昭和30年代は、昭和レトロとして昭和を知らない核家族時代・少子化時代に生まれた現代の若者にも[懐かしい、郷愁を感じる時代]として人気があるようです。このことは、人間は戦争のない、明るい未来を予感させる社会を望むことは当然としてもすべての人間は「人間同士相互の関わりがある社会」の中にいることを望んでいるのではないかと思います。映画ALWAYS三丁目の夕日 に出てくる下町の人間関係とかテレビ アニメのサザエさんのような家庭をだれしもが望んでいるのではないのでしょうか。
経済成長と共に地方の若者は仕事を求めて田舎を離れるようになりました。 中には中卒・高卒の子供たちが「金の卵」として集団就職することもありました。都会に出た若者は、やがてそこで結婚し家族を持つようになると、核家族化が始まりました。しかし世の中は変わり、家族を支えるはずのお父さんは、経済大国となった日本経済をささえる企業戦士として長時間労働を強いられ、家庭や育児は殆どお母さんに其の責任を負わせました。近所に相談できる育児経験者がいる間はいいですが、地域コミュニティが崩壊し、相談者もいなくなってくると、母子は孤立化し、育児不安やストレスが増し、離婚や貧困、虐待といった家庭崩壊につながってしまいます。
バブルが弾けたあとの日本は不況にあえぐことになりました。未だ改善しない男女不平等社会は女性の就労を困難でかつ低賃金なものにし、かつて1億総中流時代という言葉が流行りましたが、今や日本の子供の7人に1人(相対的貧困率13.9% 2017)が貧困状態にあり、先進国の中でも貧困率の高い国として知られています。また不況下では夫婦共働きが増えますから幼稚園より保育園への入所者が増えるわけですが、いつしか順番待ちしないと保育園に入れないよという「待機児童問題」が発⽣しました。このような保育に関するサマザマな矛盾が社会問題として⼈々の知るところとなるきっかけとなったのが平成28年3⽉の匿名ブログ「保育園落ちた。⽇本死ね!」だったわけです。

日本の子育て関連の予算規模は先進国平均の半分にとどまっており、男性の家事参加率や育児参加率は世界でも最低クラスです。今日本での子育てが世界で最も難しいと言われています。その背景には、①経済優先・高齢者優先の政治政策、②男子優先・集団の秩序優先の社会、に加えて③保育所や幼稚園の子育てに関する理解不足、職業意識の低さといったものが背景にあると考えています。。

Starting Strong幼児教育・保育の重要性

今幼児教育がトレンドになっています。それはOECD 諸国が2001年にまとめた報告書Starting strong(⼈⽣の始まりこそ⼒強く)の中に幼児教育・保育に関するエビデンスが報告されたことが引き⾦になっているようです。OECD 諸国はこのエビデンスに基づき幼児教育・保育を国の優先課題として取り組んでいます。

<幼児教育・保育のエビデンス>

  • 幼児教育・保育への公共投資は、その後の⼦どもの育ちや国の経済にとって有効である
  • 質の⾼い幼児教育・保育の提供は、⼦どもたちの幸福感や学びの成果、⽣涯に渡って学ぶ意欲の基盤作りに貢献する

OECD諸国に遅れをとりながらも、日本はStaring strong3(2012年)で部分的に参加をはじめ、2015年の子育て支援新制度、2018年の幼児教育3施設の指針・要領の同時改定と続き、そして2019年に幼児教育の無償化がスタートしました。同時に働き方改革の一部が施行されましたので、やがて世界で最も子育てのしやすい国となることを期待します。

Future of education and childcare幼児教育・保育の今後

自己肯定感の高い子へ

今の子供たちは自分で考え自分で行動することができない子、すなわち主体性のない子が多いといわれています。このような子供は、「今自分は何をすべき時なのか」がわかりません。その典型的な例が小1プロブレムに見られる子供の行動です。また日米中韓の子供(17歳以下)を対象としたアンケート調でも「自分に自信がない」と答えた子供は、日本が7割を超え、ついて韓国5割台、中米告(5割以下)という結果でした。
一方幼児期に主体性を重視した教育・保育を行うことで、自尊心(自己肯定感)が育まれます。自尊心の高い子供は、次のような行動をとることができます。

★ 失敗よりも成功をイメージした前向きなチャレンジ
★ 壁にぶつかってもそれにたち向かう
★ 自分自身を大切に思うと同時に他人からも愛されていると思える
★ 他人と積極的に関わり、良好な関係を築ける


⼦ども主体の保育へ

これまで⽇本の幼児教育・保育は、時代の変化に伴って⼦供を取り巻く環境が変わってもほとんどその⼿法を変えずに来たと思います。その⼿法とは保育園で⾔えば、保育⼠主導の集団保育型と⾔っていいもので、管理的であり、先⽣の⾔うことをよく聞き、⾏儀の良い、かしこい⼦を育てることが良い保育でした。しかしながらここで育つ⼈間は、往々にして受動的な性格を持つため、保育士主導では自己肯定感は育ちにくいものです。

これからの乳幼児に必要な教育・保育は子供が主体とる教育・保育です。

子供主体の教育・保育
保育者主導から子供が主体的・自主的に行動し、考える保育
保育士は「教える」立場から、子供が主体的になれるように「見守る」立場へ
子供主体の保育の実践にあたっては、保育者には高度な知識・技能及び経験が必要である。
保育者は常に保育の質の向上に専門性の向上に務めること。

Ayumi's education, childcare needlesあゆみの教育・保育⽅針等

現代のようにグローバルな世界では、各国や各施設が⽬指す幼児教育・保育の⽅向性は⼤きく変わるものではありませんが、その⼿法はそれぞれ異なります。
あゆみ保育園が⽬指す保育を理念、⽅針、および⽬標として次に⽰します。

理念
園が⽬指す教育・保育の根本的考え・理想
⽅針
理念を達成するための保育の⽅向性
⽬標
⽅針にもとづく保育活動で、育って欲しい3つの姿
(幼児期の終わりまでに育むべき姿)

Ayumi's education, childcare needlesあゆみの幼児教育・保育

理 念
こどもの主体性を尊重し、こどもを愛し、心を込めた保育を通して、こどもが自信をもって未来を自立する力、思いやりの心をもって人と接する力を育てます。

保育とは養護と教育が一体的に行われるものであり、この理念においては、
赤と青の下線部に相当する文がそれぞれ養護的側面と教育的側面に相当する。


方 針
  • 恵まれた⾃然環境の下で⾃然とのふれあいによって、思いやりのある感性豊かなこどもを育てる。
  • ⽣活遊びの中で決まりを守って⾃主性と個性の伸⻑をはかり、創造性豊かなのびのびとした⼼の広い⼦どもを育てる。
  • 幼児期に適した運動あそびを通して、丈夫な⾝体と礼儀正しさをしつけ、他⼈と協調していく⼼を育てる。

目 標
  • 我慢強い(がまんづよい)子
  • 一人で考えて行動(こうどう)できる子
  • 素直(すなお)子

AYUMI CHILDCARE PRACTICEあゆみの教育・保育実践

あゆみ保育園は、前述の理念・⽅針の基に、保育⽬標を達成するにあたり、保育の内容が組織的・計画的に構成され、かつ総合的に転換されるよう、次に掲げる4つの基本姿勢に保育を実践していきます。

理 念
1)子ども主体の保育実践(養護の重要性)2)環境を通した保育実践(遊びの重要性)
3)学び合い・学び続ける保育実践(保育の質の向上)4)団体活動・競技から学ぶ保育実践
1)⼦ども主体の保育実践(養護の重要性)
  • ⼦供を⼀⼈の⼈間として認め、⼀⼈ひとりの個性を尊重して、⼦どもを平等に愛すること。それによって⼦どもは安⼼感と⼤⼈(保育者)への信頼感のもとに「⽣きていこう」という能動的な態度を⽰す。
  • ⼦供に接する時は、「⼈を育て、⼈とともに育つ」という保育者の基本姿勢のもとに、「教える」という保育者主導の⽴場ではなく、⼦供が主体的に遊べるよう、保育者は共感・⾒守りの態度で間接的に⼦供と接すること

2)環境を通した保育実践(遊びの重要性)
  • 幼児期の教育は、⼩学校以降の教育とは異なり知識や技能の習得ではなく、⽣涯にわたる学習意欲・学習態度の基礎となる好奇⼼や探究⼼、社会⽣活における道徳性やコミニケーション⼒など「⽣きる⼒」の基礎を培うこと。
  • この幼児期の能⼒は、⼦どもの⾝の回りにあるもの( 物的環境)やひと( ⼈的環境)、そして⾃然との主体的で⾃発的な関わり( 遊び)を通して獲得できるものであること。
  • 保育者は、⼦どもの発達の道筋を描き、こどもがその道筋に沿って発達できるように計画的・意図的に環境を構成していくこと。
  • 保育者は、遊びを通して発する⼦どもの態度や表現から、⼦どもの個性や発達段階を⾒極め、それぞれにふさわしい遊びの環境をできるだけ多く⽤意し、⼦どもの主体的遊びが達成できるように準備すること。

3)学び合い・学び続ける保育実践(保育の質の向上)
  • 保育者は、⾃らの保育実践を客観的に振返り、保育実践の改善に努め、園全体の保育の質の向上につなげる責務を持つ。
  • 保育者は、園における⾃⾝の職務の専⾨性を⾼めるために、また⾃⾝のキャリアアップのために、⾃⼰研鑽に努めると同時に、園内研修や園外研修を通して、常に学び合い、そして学び続ける保育者であること。

4)団体活動から学ぶ保育実践(集団の中でルールを守り、⾃⼰発現できる)
  • 団体活動や団体競技は、1つの⽬標に向かって皆んなで⼒を合わせ、努⼒し、最後に同じ達成感を味うことができる。また⼦どもにとって⽬標が理解しやすく、団体における自分の役割や責任を認識しやすく、楽しさもプラスできる。反⾯ともだとの関わり⽅が結果の成否に影響を与えることにもなる
  • あゆみでは、団体活動や団体競技を通して、主に⼩学校⼊学を控えた5歳時を対象とし、集団の中でルールを守り友達と協働できる社会性や集団の中で⾃⼰発⾔できる勇気を学ぶことができる。
    現在取り組んでいる団体活動・団体競技と予想される教育効果について以下に⽰す。

現在当園が取り組んでいる団体活動と団体競技を以下の表にまとめています。
団体活動


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